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2024/10/28

介護脱毛とは?メリット・デメリットや注意点を解説

介護脱毛とは?メリット・デメリットや注意点を解説

ご自身やご家族の老後を見据え、介護が必要になった場合に介護者の負担を減らしたいという思いから、介護脱毛を検討する方が増えています。

介護を受ける方が快適に過ごすためにも、介護脱毛は検討する価値のある施術です。しかし、ご自身やご家族に本当に必要かどうかよく考慮するのも重要です。

この記事では、介護脱毛の基本情報からメリット・デメリットまで詳しく解説します。施術前の注意点も取り上げているので、参考にしてみてください。

介護脱毛とは?

将来介護を受ける可能性を見据えて、ご自身もしくはご家族が介護脱毛を受けるべきか検討している方は多いのではないでしょうか。

検討するにあたり、介護脱毛が従来の脱毛施術とどのように異なるかを知っておくことが重要です。

脱毛範囲・受けられる場所・適した年齢の3つの視点から、介護脱毛について詳しく解説します。

脱毛を行う範囲

介護脱毛とは基本的にアンダーヘアの処理を指し、陰部や肛門付近のデリケートゾーンの脱毛を意味します。詳しくは以下のとおりです。

  • Vライン(ビキニライン)
  • Iライン(陰部の周り)
  • Oライン(肛門の周り)

介護を行う場合に、排泄や入浴のケアで直接関わるのがVIOの部分です。

介護脱毛を受けられる場所

介護脱毛は、VIOの医療脱毛を提供している専門の医療機関で施術を受けられます。

VIO脱毛は一般的にエステサロンでも受けられる施術です。しかし、VIOは身体の中でも特にデリケートな部分であるため、慎重なケアが必要です。

医療機関でのVIO脱毛では、万が一トラブルが発生しても経験豊富な医師が迅速に対応し適切な治療を行うため、安心して施術を受けられます。
そのため、国から認可された強力なレーザー治療が使用されています。

一方、エステサロンでは長期的な効果のある永久脱毛は認められておらず、定期的に施術を繰り返す必要があります。

介護脱毛を受ける場合は、専門の医療機関で提供される高い安全性と、効果を兼ね備えた医療脱毛を選ぶことが重要です。

介護脱毛に適した年齢

介護脱毛に年齢制限はありませんが、アンダーヘアが白髪になる前に施術を受けることが重要です。

アンダーヘアがまだ白髪になっておらず、かつ介護が必要となる前の40〜50代までに受けておくのが適しています。

突然の病気や事故によって、若い時期から思いがけず介護が必要になるケースも考えられます。

介護が必要になってからでは施術を受けられないこともあるため、余裕を持って早めに準備を始めることをおすすめします。
また、後ほど詳しく解説します。

介護脱毛の必要性

介護中に排泄のケアを行う場合、デリケートゾーンはしっかり拭き取ったつもりでも、毛の間や皮膚に排泄物が残ってしまうことがあります。

介護を受ける方は免疫力が低下している場合があり、残った汚れが原因で菌が増殖し、皮膚の炎症や感染症のリスクが高まります。

特にご家族が介護を行っている場合、しっかりと拭き取ろうとして強く擦りすぎてしまい、肌を傷つける恐れもあるでしょう。

一方、介護脱毛を受けることで、毛に排泄物が絡まる心配がなくなり、汚れの確認がスムーズになります。これにより、短時間で丁寧かつ安全性の高い清拭が可能になります。

介護経験がないご家族でも清拭がしやすくなり、肌トラブルや感染症のリスクを低減できるでしょう。

メディカルエピレーションクリニックでは、日本皮膚科学会 皮膚科専門医指導のもと、患者さん一人ひとりの肌の状態に合わせた丁寧な介護脱毛施術を提供しています。

介護脱毛は、介護者の負担を軽減し、介護を受ける方の快適な生活をサポートするための施術です。

ご自身やご家族の将来を見据えて、皆が前向きに介護に臨むためにも、メディカルエピレーションクリニックでの無料カウンセリングを通じて、早い段階でご家族と共に検討しておくことをおすすめします。

\ お気軽にご相談ください /

介護脱毛のメリット・デメリット

介護脱毛をはじめ、どの施術にもメリットとデメリットがあり、それぞれの感じ方は受ける方によって異なります。

施術がご自身にとって価値があるかどうかを見極めることが重要です。

以下の4つのメリットと3つのデメリットから、ご自身に合う施術か検討してみてください。

メリット:肌トラブルを防ぐ

先述のとおり、介護脱毛の大きなメリットは、炎症や感染症によって起こる肌トラブルを防げる点です。

特に、オムツを着用する生活では排泄物がアンダーヘアに絡まりやすく、こびりついて簡単には取れなくなることがあります。アンダーヘアがなければ、排泄物の処理と清拭がスムーズに行えます。

メリット:清潔な状態を保ちやすい

介護を受ける方にとって入浴は負担が大きく、介護者の助けが必要なため、毎日入浴できない場合も多いでしょう。

介護脱毛を行うことで、入浴が難しい日でも陰部の清潔を保ちやすくなり、蒸れやかゆみを防ぐことができます。

また、アンダーヘアが汚れに絡まることがなく清拭がスムーズに行えるため、下着やオムツの交換に手間がかかりにくくなります。

メリット:においが軽減できる

介護でよく直面する問題の1つ、においです。排泄介護が伴うため、ある程度尿臭や便臭を感じることは避けられません。

しかし、清拭が不十分で汚れが残っているとデリケートゾーンのにおいは強くなります。
汗腺が多い部位のため、毛があるとより蒸れやすくにおいも強くなりがちです。

デリケートゾーンを清潔に保つことで、においを抑えることができます。介護者にとってもオムツ交換時のにおいの悩みが軽減されるでしょう。

メリット:ケアがしやすくなり介護する側・される側の負担が減る

介護が必要になる前に介護脱毛を受けておくことで、突然介護が必要になった場合でも、介護者がスムーズにケアを行いやすくなります。

排泄や入浴の介護がしやすくなり、アンダーヘアを気にせず、汚れがしっかり取れているかを確認しながら清拭を行うことができます。

一方、介護を受ける方はオムツ着用中でも蒸れにくく、より快適に過ごせるでしょう。清拭中の擦れによる肌荒れも予防できます。

また、介護者が苦労していると、介護される側が申し訳ない気持ちを抱くこともあります。介護脱毛でケアがしやすければ、介護される側も心のゆとりが持てるでしょう。

介護する側もされる側も身体的負担が軽減されるだけでなく、双方の精神的な負担を軽減し、介護に伴うストレスの緩和にもつながります。

デメリット:恥ずかしいと感じる人もいる

介護脱毛に限らず、VIO脱毛を行う場合には施術スタッフにデリケートゾーンを見られるため、恥ずかしさを感じる方もいます。

スタッフが異性の場合、さらに恥ずかしさを感じることもあるでしょう。施術時の体勢に抵抗があるケースもみられます。

メディカルエピレーションクリニックでは、患者さんのご希望に応じて看護師を指名することができる制度や、女性の患者さんには女性スタッフが施術を担当するなどの配慮を行っています。

事前にご希望をお伝えいただければ、より安心感を持って施術を受けられる環境をご提供しますので、
ぜひメディカルエピレーションクリニックにご相談ください。

デメリット:照射時に痛みがある

介護脱毛は医療用レーザー脱毛機を使い、強いエネルギーを照射して毛根を破壊します。このレーザー照射時の痛みを心配される方は少なくないでしょう。

痛みの感じ方は、施術部位や毛の密度・濃さによって個人差がありますが、ほとんどの場合、我慢できる程度の痛みです。
施術を繰り返すうちに毛が薄くなるとともに、痛みも軽減していきます。

メディカルエピレーションクリニックでは、麻酔クリームを使用して痛みを抑えることができます。施術前にご相談ください。

デメリット:保険が適用されない

介護脱毛は将来の介護を見据えた施術ですが、美容目的とみなされるため、保険は適用されません。

施術完了には個人差があるものの、約5〜10回の通院が必要です。通院回数に応じたプランを選ぶことが大切です。

施術にかかる期間や回数については、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。

介護脱毛の注意点

介護脱毛を受けることを決めた場合でも、施術のタイミングやクリニックの選択は慎重に検討する必要があります。

なぜなら、選択によっては負担が増したり、効果を実感しにくくなったりする可能性があるからです。

3つの注意点を押さえておきましょう。

アンダーヘアが白髪になる前に行う必要がある

先ほども少し記載しましたが、介護脱毛を始める年齢として40〜50代が適しているのは、アンダーヘアが白髪になる前に施術を行う必要があるからです。

医療用レーザー脱毛機はメラニン色素に反応する特性があり、毛を伝達して届いた熱が発毛細胞を破壊して、脱毛効果を発揮する仕組みとなっています。

白髪にはメラニン色素がないため、レーザー照射が反応せず、白髪だけが残ってしまいます。たとえ白髪染めで毛を黒くした場合でも、毛の表面が黒くなるだけのため、毛の中心や毛根まで光が届かず十分な脱毛効果は期待できないでしょう。

肌質・体調によって施術方法に違いがある

介護脱毛で使用される医療用レーザー脱毛機は、少ない回数で高い効果を得るように強いエネルギーを発します。

そのため、肌が弱い方が通常の施術を受けると、一時的に赤みやかゆみが出たり色素沈着が起こる可能性があります。

もともと肌が色黒の方や日焼けをしている方は、メラニン色素が多いため、痛みが強く出るリスクが高いでしょう。
肌質だけでなく、体調にも注意が必要です。持病や服用中の薬がある方は、施術が受けられない場合があります。薬の種類や量によっては光やレーザーへの反応が過敏になり、炎症を引き起こすリスクが高まります。

このような副作用のリスクを踏まえ、肌質や体調に応じて施術方法を調整することが重要です。

プロのアドバイスを受けることが大事

アンダーヘアの処理は、カミソリや家庭用脱毛器でご自身で行えると考える方もいるでしょう。

しかし、セルフ脱毛は一時的に発毛を抑えることはできても永久脱毛はできません。

さらに、適切に処理を行わないことで陰部や毛穴を傷つけ、肌トラブルを引き起こす可能性もあります。
トラブルを避けるためには、プロのアドバイスを受けてご自身に合った適切な処置で介護脱毛を行うことが重要です。

メディカルエピレーションクリニックでは、介護脱毛に関する豊富な知識と経験を活かし、肌質や体調を考慮した一人ひとりに合わせた施術を提供しています。

また、日本で唯一脱毛の研究と発表を行っている日本医学脱毛学会 認定脱毛士(針脱毛)が在籍しており、より安全性の高い施術を期待できます。

施術に関する疑問や、痛みに対する不安などのご相談が可能です。納得して介護脱毛を受けるためにも、ぜひメディカルエピレーションクリニックへご相談ください。

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まとめ

この記事では、介護脱毛の定義やメリット・デメリットを取り上げて解説しました。ご自身やご家族のために、介護脱毛を身近な選択肢として考えてみましょう。

介護脱毛は、介護を受ける方と介護を行う方が快適な介護環境を提供するために役立つ施術です。介護が必要になる前の早い段階で、施術を受けておくことが大切になります。

また、リスクを軽減して効果を実感するためには、信頼できる医療機関に相談することが重要です。

ぜひメディカルエピレーションクリニックの無料カウンセリングを受けて、介護脱毛を検討してみてください。

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【医師紹介】メディカルエピレーションクリニック院長 窪田 昭男

メディカルエピレーションクリニック院長 窪田 昭男

1975年金沢大学医学部卒業後、放射線科、外科、小児外科を経て、1989年に小児外科医長。2000年主任部長就任後、米国留学や大学教授など歴任。2021年にクリニック開業。

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