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2024/11/08

医療脱毛の部位ごとの脱毛期間|照射間隔を空ける理由・ベストな間隔も解説

医療脱毛の部位ごとの脱毛期間|照射間隔を空ける理由・ベストな間隔も解説

医療脱毛で脱毛完了までにどれくらいの期間がかかるのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか。

医療脱毛は美容脱毛(エステ脱毛)や家庭用脱毛器に比べて効果が高いとされていますが、すぐに脱毛が完了するわけではありません。

肌や体毛の状態によっては、予想以上に時間がかかることもあり、長期的な計画が必要になることがあります。

本記事では、部位ごとの医療脱毛完了までにかかる期間や照射間隔などを解説します。

医療脱毛の部位ごとのおおよその脱毛期間

足のケアをする女性

医療脱毛は、医療機器である高出力レーザー脱毛器を用いて、高い脱毛効果を得られるのが特徴です。

しかし、医療脱毛であっても、1回の施術で脱毛が完了するわけではありません。脱毛効果を実感するまでには、数ヵ月~1年以上の期間が必要です。

脱毛が完了して自己処理がほとんど不要になるまでには時間がかかるため、逆算して早めに施術スケジュールを組みましょう。
全身の部位ごとの脱毛にかかるおおよその期間は以下のとおりです。

  • 全身:1~1年半
  • 顔:1~1年半
  • 腕・脚:半年~1年半
  • お腹・背中:1~1年半
  • わき:1年~2年
  • VIO:1年半~2年

それぞれの内容を解説します。

全身

一度の施術で全身脱毛を行うには、広い範囲を効率よく照射できるレーザー脱毛器を使用することが必要です。

そのため、使用する機器の性能や対応できる範囲を考慮し、クリニック選びが重要になります。

全身の毛を一度に処理できるため、トータルの通院回数が少なく済むのが全身脱毛のメリットです。

わき・背中・脚などの部位をメインに、5~6回の施術が必要となるため、脱毛完了までには1~1年半の期間が必要です。
しかし、身体の部位ごとに毛の濃さや太さは大きく異なるため、全身が同じように脱毛できるとは限りません。

特に毛の濃いVIOや、産毛が主の顔は別途オプションとなるクリニックがほとんどなため、契約時によく確認しましょう。

私たちのクリニックでは、厚生労働省から薬事承認された機器ジェントルマックスプロプラスと、ジェントルレーズプロを使用し、効果的かつ安全な施術を提供しています。

女性の場合、顔の毛は薄い産毛であるため、レーザー脱毛の効果が弱くなります。

レーザー脱毛器は、黒いメラニン色素にレーザー光が吸収されて発熱するため、産毛のように薄い色には反応しづらいのが特徴です。

産毛にも対応したレーザー脱毛器を用い、顔の肌を傷つけないように出力を抑えて行うため、トータルで8~10回の施術が必要になります。

しかし、産毛は生え変わる間隔も短いため、ほかの部位に比べて施術間隔を短くできるのがメリットです。
このため、顔脱毛の完了までにかかる期間は1~1年半となります。

腕・脚

腕や脚の体毛は顔に比べて色が濃いため、レーザー光が反応しやすく、脱毛効果を実感しやすい部位です。

5~8回程度の施術で脱毛が完了し、必要な期間は半年〜1年半となります。

ただし、腕や脚は露出しやすい部位であり、日焼けや肌荒れで思うように施術ができないことも少なくありません。

重度の日焼けや、カミソリによる自己処理を繰り返すことで肌荒れがあると、施術ができない場合があります。
そのため、脱毛期間中は入念なスキンケアを行い、肌を整えておくことが大切です。

お腹・背中

お腹や背中は、体毛の濃さの個人差が大きい部位であり、脱毛完了までにかかる期間も大幅に異なります。

黒く太い毛が生えている場合はレーザー光が反応しやすく、皮膚も分厚いため脱毛効果を実感しやすいでしょう。
背中は自身でのスキンケアが難しい部位であり、ロングヘアの方は髪の汚れが付着して肌荒れしやすい部位です。

カウンセリングの際に、背中の毛量や肌の状態を確認してもらい、施術スケジュールを立てていきましょう。

わき

わきは太く濃い毛が生えやすいため、脱毛効果を実感しやすい部位です。
太い毛の脱毛には繰り返しのレーザー照射が必要なため、ツルツルの状態を目指すには8回程度の照射が必要といわれています。

医療脱毛であれば、わきの永久脱毛が完了するまでにかかる期間は1年~2年です。

カミソリによる自己処理を繰り返して皮膚が分厚くなっていたり、黒く色素沈着したりしている場合は、レーザー脱毛の効果が出にくいことがあります。

私たちのクリニックでは、豊富な経験と知識を持った医師が診察を行いますので、わきの状態に不安がある方は、ぜひ一度相談してみるとよいでしょう。

VIO

VIOは、極めて濃く太い毛が多く生えている部位のため、医療脱毛であっても脱毛完了までには1年半~2年が必要です。

毛量を少し減らすのが目的なのか、いわゆるハイジニーナ(ツルツル)の状態を目指すのかによっても期間は異なるため、事前によく相談しておきましょう。

太い毛が多く生えている部位は、レーザー光のエネルギーが多くの毛に分散してしまうため、脱毛効果が得られにくくなります。

また、VIOは皮膚が極めてデリケートな部位でもあるため、レーザー光の出力調整が難しいのも特徴です。
VIOがツルツルの状態を目指すには、8~10回の施術が目安となります。

医療脱毛の効果を感じ始めるのは何回目くらいから?

足の医療脱毛

医療脱毛は、美容脱毛(エステ脱毛)や家庭用脱毛器と比べて高出力のレーザー脱毛器を使用しますので、脱毛効果の実感も早いのが特徴です。

一般的には3回目の施術から毛量が減ったと感じる方がほとんどです。

5回目の施術を受ける頃には、自己処理の負担が大幅に軽減され、頻度も少なくなります。
自己処理が不要で、ツルツルの状態を長く維持するには、8~10回の施術が必要です。

メディカルエピレーションクリニックでは、初回のカウンセリング時に肌や毛の状態を診察し、一人ひとりに合わせた施術スケジュールを提案しています。

通院間隔や終了までの期間など、不明な点は気軽にご相談ください。

\ お気軽にご相談ください /

医療脱毛で照射間隔を空ける理由は?

脇を気にする女性

医療脱毛では、通院してレーザー照射する間隔を2〜3ヵ月空ける必要があり、脱毛完了までに数ヵ月~1年以上かかることも少なくありません。

医療脱毛の仕組みと間隔が必要な理由を理解しておけば、納得感をもって脱毛をすすめられるでしょう。
脱毛の施術に間隔が必要な理由は、主に次の2つです。

  • 毛周期に合わせて脱毛を行うため
  • 肌へのトラブルを防ぐため

それぞれの内容を解説します。

毛周期に合わせて脱毛を行うため

レーザーの光で毛根を破壊する施術は、毛が生え変わる毛周期に合わせて行うことが不可欠です。

全身の毛穴のうち実際に毛が生えているのは20%程度といわれており、残りの毛は退行期や休止期と呼ばれ、毛根は小さくなって皮膚の奥に隠れています。

医療脱毛のレーザー光が反応するのは、毛が生えている成長期の毛根だけで、休止期や退行期の毛根には効果はありません。

このため、1回の施術で破壊できる毛根は全体の20%程度で、すべての毛根を破壊するには5~6回の施術が必要です。
毛周期は2~3ヵ月サイクルとなっているため、レーザー脱毛の施術も2~3ヵ月の間隔で行います。

肌へのトラブルを防ぐため

医療脱毛で用いられるのは、高出力のレーザー光で毛根を破壊する機械です。

黒いメラニン色素がレーザー光を吸収して発熱し、その熱で毛根を破壊して毛が生えないようにします。
毛根が熱破壊される際に、まわりの皮膚にも熱が伝わるため、施術後の皮膚は軽いやけどをした状態になることが少なくありません。

施術でのダメージが十分に回復しないまま次のレーザー照射を行うと、肌へのダメージが蓄積して大きな肌トラブルとなってしまいます。
肌トラブルを防ぐためにも数ヵ月の間隔が必要で、保湿ケアや日焼け対策なども重要です。

メディカルエピレーションクリニックでは、脱毛効果に影響しない専用の薬を処方するなど、アフターケアも徹底しています。
セルフケアについての注意点などは、無料カウンセリングでご案内します。

\ お気軽にご相談ください /

医療脱毛のベストな照射間隔は?

足の医療脱毛

体毛の毛周期は、身体の部位によって異なるため、脱毛したい部位ごとにベストな照射間隔も異なります。

毛周期は個人差が大きく、ホルモンバランスの乱れやすい思春期や月経周期によっても影響を受けます。
以下の部位ごとの目安を参考に、医師やカウンセラーと相談しながら施術スケジュールを調整しましょう。

  • 全身:3~4ヵ月間隔
  • 顔:1~2ヵ月間隔
  • 腕・脚:1ヵ月半~2ヵ月間隔
  • お腹・背中:3~4ヵ月間隔
  • わき:2~3ヵ月間隔
  • VIO:1ヵ月半~3ヵ月

それぞれの内容を解説します。

全身

全身脱毛は、体毛の濃い部位である脚やわきを中心に広い範囲を施術するため、照射の間隔も長く空けるのが一般的です。

医療脱毛は毛周期に合わせて行い、成長期の毛が十分に生え揃ってから行わないと効果が高まりません。
施術範囲が広ければ生え揃うまでの期間も長くなるため、全身脱毛は3~4ヵ月間隔での照射となります。

顔脱毛は、色が薄く細い産毛に対応した脱毛となります。産毛は生え変わりが早いため、照射も1~2ヵ月間隔と短めです。

顔の肌は個人差が大きく、デリケートな肌質の方はレーザーの出力を弱くしたり、照射間隔を長めにしたりして肌トラブルを防止することもあります。

私たちのクリニックでは、豊富な経験と知識を持った医師が診察するため、一人ひとりにあった適切な照射スケジュールを組めるのがメリットです。

腕・脚

腕や脚は太く濃い毛が生えやすいため、1ヵ月半~2ヵ月間隔で照射を行うのが一般的です。

色が濃い毛ほどレーザー光が反応しやすいため、脱毛効果を実感しやすいでしょう。

腕や脚を露出して日焼けしてしまうと、施術が進められないことがあるため、入念な日焼け対策が重要です。

お腹・背中

お腹や背中は、照射範囲が広いため、次の毛が生え揃うまでに長い期間が必要です。

一般的には、全身脱毛と同じく3~4ヵ月間隔での照射を行います。
体毛の濃さに個人差が大きい部位でもあり、毛が太い方は脱毛完了までに時間がかかることもあります。

わき

わきは太く濃い毛が生えやすく、範囲が狭いため脱毛効果を実感しやすい部位です。
太い毛が十分に生えてくるまで待つ必要があるため、照射間隔は2~3ヵ月間隔が一般的です。

カミソリによる自己処理を繰り返していると黒く色素沈着するため、スキンケアを入念に行いましょう。

VIO

VIOは太く濃い毛が大量に生えるため、1ヵ月半~3ヵ月の間隔で何度も照射する必要があります。

しかし、IOゾーンは特に皮膚がデリケートなため、肌の状態を慎重に判断しながらすすめていくのが重要です。
医療脱毛では医師の指導の元に看護師が照射を行うため、皮膚の弱さが不安な方に適しています。

医療脱毛の部位ごとの脱毛期間

笑顔の女性3人

医療脱毛にかかる期間や、部位ごとの特徴を解説してきました。

レーザー光を用いた脱毛は、毛周期に合わせて照射することが不可欠で、部位によって1~4ヵ月間隔での照射となります。

医療脱毛が完了するまでには半年~2年かかるため、きれいになっておきたい時期から逆算して早めに脱毛スケジュールを立てましょう。

メディカルエピレーションクリニックでは、日本皮膚科学会 皮膚科専門医の女医が在籍し、一人ひとりの肌や体毛の状態を診察して、適切なスケジュールをご提案します。

わからないことや不安なことは、無料カウンセリングで気軽にご相談ください。

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【医師紹介】メディカルエピレーションクリニック院長 窪田 昭男

メディカルエピレーションクリニック院長 窪田 昭男

1975年金沢大学医学部卒業後、放射線科、外科、小児外科を経て、1989年に小児外科医長。2000年主任部長就任後、米国留学や大学教授など歴任。2021年にクリニック開業。

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