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脱毛に抵抗を覚える男性の方もいるかもしれませんが、近年では男性の介護脱毛が注目を集めています。
介護脱毛とは、将来の介護を受ける際の負担を考えて、デリケートゾーンの脱毛を行うことです。
介護の際に、排泄物が陰毛に付着した状態で処理が不十分であれば、臭いや炎症などを引き起こします。
年齢を重ね抵抗力が低下していると、オムツのなかで繁殖した細菌で感染症にかかるリスクも高くなります。
介護脱毛をしておくことで、感染症や炎症などのリスクを下げられるでしょう。
以下で、男性の介護脱毛の必要性や介護脱毛のメリット・デメリット、注意点を紹介しています。
介護脱毛の必要性を感じていない方や介護脱毛に迷っている男性の方の参考になれば幸いです。
介護脱毛は男性にも必要?
男性も介護が必要になるまでに介護脱毛を行っておくと、介護の負担軽減や清潔感の向上につながります。
介護脱毛は、介護のために行うデリケートゾーンの脱毛のことです。
介護の状態によって排泄時のケアの状況や負担は異なりますが、ケアを怠ると皮膚のトラブルや感染症などになるリスクが高くなるでしょう。
陰毛が残っていると、排泄後に便が陰毛に付着したまま残りやすく、便を除去するのにも手間がかかります。
年齢を重ねて細菌やウイルスへの抵抗性も低下している状態で、便の除去が不十分であれば、局所から細菌が侵入して感染症にかかる可能性も高くなります。
そのため、局所やお尻などデリケートゾーンの毛を脱毛しておけば、陰毛に付着した便を除去する手間も陰毛に残る心配も省けるでしょう。
また、デリケートゾーンの毛がないと排泄の介助やケアがスムーズに行えるため、介護をする側も受ける側も心身ともに負担が少なくなります。
加えて、陰毛やお尻の毛がなくなることで、清潔感が向上するのもうれしい点です。
介護の際の負担を考えて、男性も介護脱毛を行っておいた方がよいでしょう。
男性が介護脱毛を受けるメリット・デメリット
男性が介護脱毛を受けることで、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
以下で詳しく紹介します。
メリット:局所の蒸れや臭いの予防になる
局所は、陰毛があったり下着を履いていたりするため、熱がこもりやすい部分です。
熱がこもると汗が出やすく、蒸れや臭いにつながります。
介護脱毛を行うことで陰毛がなくなるため、通気性がよくなり蒸れや臭いの予防になるでしょう。
メリット:皮膚のトラブル防止につながる
脱毛でデリケートゾーンの毛がなくなると、排泄ケアの負担や蒸れの軽減から皮膚トラブルの防止につながるでしょう。
陰毛があると、排泄物が付着したり排泄ケアが不十分になったりしやすいです。
蒸れると細菌が繁殖しやすく、痒くなってかく機会が増えることで皮膚の状態が悪化します。
また、陰毛がなくなることで局所のケアが行いやすくなり、皮膚トラブル防止にもつながるでしょう。
メリット:介護者の排泄介助の負担が減少する
介護の際に排泄物が陰毛に付着すると、除去するのに手間や負担がかかります。
脱毛を行って陰毛がないと排泄介助がスムーズに行えるため、介護する側も介護を受ける側も負担が軽減するでしょう。
メリット:自己処理の手間が省ける
介護脱毛を行うことで自己処理の手間が省けます。
永久脱毛はまったく毛が生えてこなくなるわけではありませんが、毛が減った状態を維持できていることを指します。
介護脱毛でデリケートゾーンの毛を脱毛すると、全体の毛量は減り生えてくるスピードも遅くなるため、自己処理の手間が省けます。
今まで自己処理を行っていた方は、自己処理の手間や肌へのリスクが軽減されるのも介護脱毛のメリットです。
デメリット:施術中に恥ずかしさを感じる場合がある
介護脱毛はデリケートゾーンの脱毛のため、施術中に恥ずかしさを感じる場合もあるでしょう。
クリニックによっては、施術スタッフを指定できるところもあります。
施術中に恥ずかしさを感じる方は、カウンセリングで確認しておきましょう。
デメリット:脱毛したら元には戻せない
脱毛を行うと元の毛が生えていた状態には戻せません。
将来のことを考えて介護脱毛を行っても、陰毛がなくなって気付くこともあります。
まったく毛がない状態になって後悔する可能性がある方は、デリケートゾーンの毛量を減らす・お尻だけを脱毛するなどの方法を取り入れてみましょう。
デメリット:VIO脱毛は痛みを感じやすい
VIOは、ほかの部位よりも毛が太くて濃いため、施術時に痛みを感じやすいのがデメリットです。
私たちのクリニックでは、肌への影響や刺激を最小限に抑える脱毛機を使用しておりますが、痛みの感じ方は個人差があります。
そのため、一部の方は施術中に痛みを感じることもあります。痛みに関し不安な方は麻酔クリームの使用が可能です。
また、事前に痛みの程度を確認したい場合は、ご契約前に「テスト照射」を行うことも可能です。施術前に一度ご相談いただくことで、安心感を持って施術に臨んでいただけます。
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介護脱毛の費用
いざ介護脱毛を行うと決心しても、気になるのが費用です。
ここでは、介護脱毛でかかる費用を紹介します。
医療脱毛とエステ脱毛で違いがある
脱毛には、医療脱毛とエステ脱毛の大きく2つがあります。
医療脱毛は、病院やクリニックなどの医療機関で医師や看護師により施術が行われる脱毛です。
エステ脱毛はエステやサロンなどで資格を持たないスタッフが行う脱毛を指します。
ほかにも費用・脱毛機・脱毛回数・麻酔の使用の可否・肌トラブルの対応などで違いがあります。
通院回数が増えると費用が高額になる可能性がある
通院回数が増えると費用も高額になる可能性があります。
脱毛は1回の施術だけで、すべての毛が抜けるわけではありません。
毛の生え変わるサイクルを考慮して、何度か施術を受けることで生えてくる毛の量が減っていくのが脱毛です。
そのため、脱毛で到達したいレベル・毛の量・脱毛機などによって通院回数は変わります。
医療脱毛もエステ脱毛も回数によるコースとして部位別で取り扱っているところが大半です。
回数が多いコースの総額は高くなりますが、1回あたりの費用は安くなります。
回数が少ないコースでは、回数が多いコースに比べて総額を安く抑えられますが、1回あたりの費用は高くなります。
クリニックやエステによってコースやプランが異なるため、迷う方も少なくありません。
そういった方は、無料カウンセリングを受けてみましょう。
専任のカウンセラーに悩みや疑問が相談でき、患者さんに応じた脱毛プランの提案も行ってくれます。
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部位や麻酔の有無で費用が変わる
VIOや髭など施術を受ける部位やプラン、麻酔の有無によって費用は変わります。
部位によって毛の濃さや太さは異なり、毛が太く濃いところは施術回数を重ねる必要があります。
そのため、ほかの部位よりも毛が太く濃いVIOは、1回の費用も総額も高くなりがちです。
メディカルエピレーションクリニックではVIOのみの脱毛を行う場合、1回コースで税込29,700円、5回コースで90,200円です。
8回コースでは117,700円で、10回コースは134,200円。
お顔を除くVIOを含んだ全身コースでは5回で税込155,000円、8回で233,000円、10回で266,000円です。
また、メディカルエピレーションクリニックでは、一度の麻酔クリームの使用は3,300円で行っています。
部位や麻酔、オプションなどによってトータルでかかる費用が変わるため、金額を把握して脱毛に臨みましょう。
介護脱毛を男性が受けるときの注意点
介護脱毛を受ける際の注意点は以下の3点です。
- 白髪になる前に脱毛する
- 内服薬や持病がある場合は伝える
- 完全に脱毛しなくてもよい
以下で、詳しく紹介します。
白髪になる前に脱毛する
髪の黒色のもととなっているのがメラニン色素です。
医療脱毛はメラニン色素が吸収しやすい波長を照射して、毛根部にダメージを与えることで、毛が生えてくる細胞を破壊します。
そのため、白髪になってからでは髪の毛のメラニン色素が減少しているため、脱毛が思うように進まないでしょう。
介護脱毛を考えている方は、白髪になる前に脱毛を始めることが推奨されます。
内服薬や持病がある場合は伝える
内服薬や持病によっては、照射後に体調の悪化や肌に影響がでてしまう場合があるため、事前に医師に伝えておきましょう。
抗凝固剤・鉄剤・イチョウ葉・朝鮮人参などの薬やサプリメントを摂取している方では、照射後に紫斑がでる場合があります。
紫斑は皮膚内に現れる出血です。
また、日光皮膚炎・光過敏症発作の病歴がある方では熱傷や色素沈着、発作が起きるなどの可能性があります。
照射後の肌トラブルや体調の変化を防ぐためにも、医師への事前の報告は必要です。
完全に脱毛しなくてもよい
必ずしもすべての毛を脱毛しなければいけないわけではありません。
局所の毛がなくなるため、抵抗感を持つ方もいるでしょう。
また、元の毛の状態に戻せるわけではないため、どの程度脱毛を行うのか考えてから脱毛を行うとよいかもしれません。
骨盤から局所の間のVラインの毛量が減るだけでも、清潔感は増します。
メディカルエピレーションクリニックでは、無料カウンセリングを行っています。
部分的に脱毛を行いたい方は、カウンセラーに自身の希望を伝えて、それに応じた脱毛プランを考えてもらいましょう。
男性の介護脱毛のメリット・デメリット
介護脱毛のメリットは、介護の際の負担の軽減・皮膚トラブルなどが防止できる点です。
デメリットは、VIO脱毛が痛みを感じやすく、施術が複数回必要になる点です。
刺激に敏感な方では照射ごとに麻酔を行ったり、目指す脱毛の程度によっては追加で施術を行ったりと、費用がかかるでしょう。
脱毛には医療脱毛とエステ脱毛があり、医療脱毛では永久脱毛を目指せます。毛が生えてくる細胞を破壊できるため、徐々に毛が減っていきます。
そのため、介護脱毛を検討している方は医療脱毛で行うのがよいでしょう。
また、白髪になると脱毛の効果をえられにくいため、白髪になる前に介護脱毛を行うことが推奨されます。
VIOを脱毛すると清潔感はでますが、もとの状態には戻せないため後悔するときがあるかもしれません。
脱毛はすべての毛を脱毛する必要はないため、部分的に残してみるや形にこだわるなど、自身の希望や考えをカウンセリングの際に伝えましょう。
持病や内服薬によっては脱毛を行うのが難しいケースもあるため、医師に相談して判断を仰ぐ必要があります。
介護脱毛を行っておくと、介護を受ける側も介護をする側も負担が軽くなるでしょう。
介護脱毛を考えている男性の方は、メディカルエピレーションクリニックの無料カウンセリングをご活用ください。個人の要望に応じたプランを提案してくれます。
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1975年金沢大学医学部卒業後、放射線科、外科、小児外科を経て、1989年に小児外科医長。2000年主任部長就任後、米国留学や大学教授など歴任。2021年にクリニック開業。