COLUMN


コラム一覧

  • TOP
  • COLUMN
  • 60代から脱毛を始める必要はある?注意点や介護脱毛について解説

2024/10/28

60代から脱毛を始める必要はある?注意点や介護脱毛について解説

60代から脱毛を始める必要はある?注意点や介護脱毛について解説

ある一定の年齢に達すると、脱毛はとても難しくなります。肌も敏感でデリケートになっていくだけでなく、薬を服用している方も増え、VIOと呼ばれるデリケートゾーンにも白髪が増えていきます。

そのため、高齢だから脱毛は難しいと考える高齢者も少なくありませんが、60代からでも脱毛はできます

この記事では、60代から脱毛するメリットと注意点を紹介します。介護脱毛についても詳しく解説しますので、ご検討中の方はぜひ参考にしてください。

60代から脱毛を始めるメリット

2017年の国民生活センター発表の「なくならない脱毛施術の危害」という報告書によると、脱毛を受けた約4分の1の方が、火傷・痛み・ヒリヒリ感など身体症状が生じた経験があると回答しました。

また、これから脱毛を考えている方からは痛みがありそうで怖い・恥ずかしいというネガティブな意見も少なくありません。

一方で、肌トラブルの予防に役立つ・デリケートゾーンを清潔に保てるなど、さまざまなメリットがあります。

ここでは、60代で脱毛するメリットにはどのようなものがあるのか、具体的にご紹介していきましょう。

美肌・エイジングケアにつながる

60代になると、老化はより一層身近な問題となります。

女性はエイジングケア効果のある美肌作りとして顔脱毛に関心が出るかもしれません。男性は髭剃りによる肌トラブルを解消したいと髭脱毛を検討する場合もあるでしょう。

お顔の脱毛は美肌・エイジングケアにつながります。脱毛することで毛穴が縮まり、毛穴が目立ちにくくなるためです。
また、施術で使われる機器には美肌効果があるものもあります。

ファッションを楽しむきっかけになる

ムダ毛が気になり、ファッションをあきらめている方も少なくないでしょう。

例えば、ノースリーブを着てみたいと思っても、脇の下が気になりおしゃれをあきらめている方もいるのではないでしょうか。

脱毛することで脇の下が気にならなくなるため、ファッションを楽しもうという気持ちが生まれてきます。

60代になると定年を迎えて時間に余裕ができます。友人や夫婦で旅行に出かける機会も増えるでしょう。
脇の下やアンダーヘアの脱毛を施していれば、旅先の温泉・リゾート地などでいつもとは違うファッションを楽しむきっかけにもなります。ノースリーブや水着などの装いで、楽しく思い出深い写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

子ども・孫と共通の話題ができる

自身が脱毛することで、子どもや孫と脱毛という共通の話題ができます。

子どもや孫が脱毛に興味があれば自身の経験を伝えられますし、同じく脱毛を経験していれば共通の話題で盛り上がるでしょう。
子どもや孫と一緒に脱毛を開始したいということをきっかけに、脱毛を始めてみるのもよいでしょう。

将来を見据えた介護脱毛につながる

介護する際、VIO周りにアンダーヘアがあると大変難しいといわれています。

ご自身の親御さんを介護したことがある方は、排泄の介助にかなり苦労した経験をお持ちかもしれません。
「将来、介護者に迷惑をかけたくない」という思いから、介護脱毛を考える方もいるでしょう。

60代のうちにVIOの毛をなくしておけば、将来を見据えた介護脱毛にもつながります。
メディカルエピレーションクリニックでは無料カウンセリングをされているので、一度、相談してみてはいかがでしょうか。

\ お気軽にご相談ください /

60代からの脱毛の注意点

60代からの脱毛では、白い毛や施術中の痛み、服用中の薬に注意が必要です。

年齢を重ねると髪だけではなく、VIOや髭にも白い毛が生えてきます。また、若い頃よりも肌がデリケートになるため、施術中に痛みを感じやすい可能性も高いです。
日常的に薬を服用している方も少なくないでしょう。

ここでは、年齢を重ねる程脱毛が難しくなる理由についてお伝えします。また、60代で脱毛を始める場合の注意点は何なのか、もし脱毛が難しくなった場合の解決策はあるのかについても順番に説明しましょう。

白い毛が増えていないか確認が必要である

脱毛をする場合は、VIOと呼ばれる局部や髭、脇の下に白い毛が生えていないか確認してください。

施術で使われる機器のほとんどが黒い色に反応して、その色に向けてレーザーが照射されるというメカニズムになっています。ですから、白髪ばかりだとレーザーは反応しません。
つまり、白い毛が増えてしまうと、医療脱毛は難易度がかなり高くなってしまいます。ただし、その場合でも解決策はあるので、後程補足して説明します。

肌がデリケートなので痛みを感じやすい

脱毛に対する痛みの反応は個人差がありますが、お顔・脇の下・大腿・陰部・下腿などの部位によっても異なります。

ご自身でも気付かないうちに、歳を重ねるにつれ肌がデリケートに傷つきやすくなっているかもしれません。
加齢とともにコラーゲンが減少し、肌は乾燥しやすくなります。肌が乾燥しているときはバリア機能も低下しているため、僅かな刺激でも敏感になります。

そのため、痛みを感じやすくなるのです。それらの特性を踏まえないで脱毛を行った場合、痛みのほかにも熱傷・色素沈着・白班などの肌トラブルが起こる可能性があります。

日焼けをしている・肌荒れがひどい・光アレルギーを持っている方は、施術が難しい場合があります。

持病や服用中の薬が影響を与えないか

薬にはたくさんの種類がありますが、脱毛の際は服用中のすべての薬に注意してください。持病のために薬を服用中の方は医師に相談しましょう。

特に、光過敏症や皮膚炎の症状を引き起こす成分が含まれているものは服用を控えてください。

この中には、風邪をひいたときに飲む解熱剤や鎮痛薬も含まれています。

医療脱毛で注意すべき薬・休薬期間が必要な薬は以下のとおりです。

  • 風邪薬
  • テトラサイクリン系抗生剤
  • キノロン系抗菌薬
  • 抗がん剤
  • 抗ヒスタミン剤
  • 抗不安薬
  • 三環系抗鬱剤

これらの薬を服用中の方は、医師に相談してください。

脱毛中の肌は外部の光に対してデリケートになっているので、光に反応して皮膚が赤くなるなどの皮膚炎を起こす可能性があります。

市販薬や処方薬に関わらず、服薬中は脱毛できないと考えておきましょう。
同様に、サプリメントや漢方についても医師の判断を仰いでください。

60代からの脱毛は医療機関がおすすめ

60代から脱毛をするのなら、医療機関がおすすめです。

医療機関では資格を持った医師や、医師の指導のもとで看護師が施術を行います。

万が一トラブルが起こっても、適切な処置をすぐに行えるため安全性が高いです。

また、医療脱毛であれば麻酔処置もできるので、痛みが怖いという方や痛みが心配な方でも不安を軽減できるのではないでしょうか。

全部の毛が白髪になってしまった場合は、レーザー脱毛は難しいです。その代わりに絶縁針脱毛という脱毛方法があります。
針を刺す行為は医療行為にあたるため、必ず医師のいる医療機関で相談するようにしてください。

\ お気軽にご相談ください /

介護脱毛とは

介護脱毛とは、将来的にご自身が介護される側になったときのために、排泄時や清拭時の介護者の負担を軽減するようVIO(陰部)周りをきれいに脱毛しておくことをいいます。

アンダーヘアが白髪になる前に脱毛したい・陰部を清潔に保ちたい・ストレスを軽減したいという要望から、60代で介護脱毛を検討している方もいるでしょう。

ここからは、介護脱毛のポイント・メリット・注意点について解説します。

デリケートゾーンの脱毛が中心である

介護脱毛は、すなわちVIO脱毛を指し、ビキニラインから陰部‣肛門周りまでデリケートゾーンのアンダーヘアの脱毛が中心となります。

介護脱毛はVIOの毛をすべて永久脱毛してツルツルにしてしまうことですが、抵抗がある方は必ずしなくてはいけないというものではありません。

ただし、介護するうえでまったく手入れされていないアンダーヘアは邪魔になります。
アンダーヘアは縮れている毛なので、汚れが付着しやすく不潔になるという認識は持っておいた方がよいでしょう。

そのため、将来を見据えてデリケートゾーンの脱毛を済ませておくのは必要な備えともいえ、将来的な介護者への配慮ともなります。

介護の負担を減らすことにつながる

介護のレベル・状態にもよりますが、オムツを定期的に交換する際に排泄物が毛に付いてしまうと、拭き取るだけでは十分取り除ききれません。

排泄のたびに介護者に手間を取らせることになってしまい、お部屋中にも臭いが残ってしまいます。

このような状態が続くと、介護する側だけでなく、介護される側にとっても精神的なストレスとなるでしょう。
介護脱毛は、そのような介護の不安や介護者の負担を減らすことにつながります。

介護脱毛のメリット

VIO脱毛をしている方は、毛がないため蒸れが軽減され、雑菌の繁殖を防ぐメリットがあります。

これによりかぶれ・炎症・感染症の予防など衛生面で役立つのが大きなメリットです。ここからは、さらに具体的に介護脱毛のメリットを説明していきます。

デリケートゾーンを清潔に保てる

いつまでもデリケートゾーンを清潔に保ちたい方には、介護脱毛と呼ばれるアンダーヘアをすべてツルツルにするVIO脱毛がおすすめです。

すべての毛を処理してしまうことに抵抗がある方は、Vラインは自然に毛量を減らす程度にして、排泄物が付着しやすいIラインとOラインだけを脱毛しておけばよいでしょう。

将来介護される立場になった際にも、排せつ後の拭き取り・清拭が楽になり、デリケートゾーンを清潔に保てます。

お肌のトラブルを減らせる

VIO部分というのは太い毛が生えているため、毛抜きで抜くとかなりの痛みを伴います。シェーバーやワックスなどを用いて脱毛した場合でも、どうしても皮膚が傷ついてダメージを受けてしまい、傷口から細菌が侵入して炎症を起こす可能性もあります。

時間とコストはかかるものの、VIOを永久脱毛しておけば、自己処理で肌を傷つけることがなくなるため、赤くなる・ヒリヒリするといったお肌のトラブルを減らせます。

介護者の負担を少なくできる

介護が必要な場面を想定して、介護者の排泄の世話を楽にしたいと思う方は、アンダーヘアが白髪になる前にVIO脱毛を始めるとよいでしょう。

介護脱毛を行うことで、介護者の負担を少なくできるため、ご自身の精神的ストレスも軽減できます。

デリケートゾーンの毛がないことで、排泄後の処理や清拭が簡単になるだけでなく、お互い介護に不快な思いをせずにすむため、気分も楽になるかもしれません。

 

まとめ

今回は、60代から脱毛を始める必要はあるのかというデリケートなテーマについて、注意点や介護脱毛などをお伝えしてきました。

介護脱毛への関心が高まっている背景には、将来的に介護する方の負担を減らしたいという思いやりの気持ちが反映されているのでしょう。

ただし、介護脱毛は年齢を重ねる程、難易度もあがるのもまた現実です。

介護脱毛は、必ず受けなければならないものではありませんが、将来を見据えて今のうちに検討されている方は、ぜひメディカルエピレーションクリニックの無料カウンセリングをご活用ください。お悩みやご不安を一緒に解消し、適切なプランをご提案いたします。

\ お気軽にご相談ください /

 

【医師紹介】メディカルエピレーションクリニック院長 窪田 昭男

メディカルエピレーションクリニック院長 窪田 昭男

1975年金沢大学医学部卒業後、放射線科、外科、小児外科を経て、1989年に小児外科医長。2000年主任部長就任後、米国留学や大学教授など歴任。2021年にクリニック開業。

無料カウンセリング予約 電話で予約 無料カウンセリング予約