目次
キッズ脱毛を医療脱毛で行う方も少なくありません。
子どもの肌は大人よりも敏感で、個人差が大きいため、脱毛にも十分な知識と経験が必要です。
キッズ脱毛を検討する際は、費用面だけでなく、安全管理や期待される効果についても十分に考慮しましょう。
本記事では、医療脱毛と美容脱毛(エステ脱毛)の違いや、キッズ脱毛で特に注意すべきメリット・デメリットを解説します。
お子様のキッズ脱毛を検討している方が、適切な選択をする参考になれば幸いです。
キッズ脱毛は医療脱毛がおすすめの理由
キッズ脱毛は中学3年生までの小児を対象にした脱毛で、医療機関のほかエステサロンでも行われています。
医師が在籍する医療機関で行われる脱毛を医療脱毛といい、医師が在籍しないエステサロンでの脱毛が美容脱毛(エステ脱毛)です。
この2つにはさまざまな違いがあり、以下のような理由からキッズ脱毛には医療脱毛をおすすめします。
- エステより短期間で効果が見込める
- 子どもに合わせた施術が選択できる
- 資格を持った医師や看護師が施術を行う
- トラブルが起きたときに対応しやすい
それぞれの理由について解説します。
エステより短期間で効果が見込める
医療脱毛では、医療機器であるレーザー脱毛を使用するため、エステサロンでの光脱毛よりも高い効果が見込めます。
このため、より短期間で施術が終了し、通院による負担も少なくなります。
お子様にとっては医療機関への通院が時間や精神面で負担となることがあるため、短期間で終了するのは大きなメリットです。
子どもに合わせた施術が選択できる
子どもの皮膚は大人よりも薄くデリケートなため、脱毛の際は慎重な施術が必要です。
また、顔・脚・脇の下など部位によって皮膚の厚さや特徴が異なるため、専門知識と経験が重要になります。
医療脱毛では医師や看護師が施術を行うため、脱毛を行うお子様一人ひとりの特徴に合わせた施術が可能です。
資格を持った医療関係者が施術を行う
医療脱毛は、医師や看護師が施術を行うため、キッズ脱毛のカウンセリングの際にも総合的な診療が可能です。
多毛に悩む子どもの場合、体毛が多いのは体質だけでなく、性ホルモン異常が原因となるケースも少なくありません。
このような場合、脱毛施術の前に治療や経過観察が必要です。
医療機関でのキッズ脱毛であれば、体毛の悩みから病気の早期発見につながることもあります。
メディカルエピレーションクリニックでは、日本小児外科学会 小児外科専門医と日本皮膚科学会 皮膚科専門医が在籍しており、お子様の健康状態をチェックしながら施術を行います。
トラブルが起きたときに対応しやすい
脱毛直後の肌はデリケートになっており、発赤や痛みなどのトラブルが起こることがあります。
特に子どもの肌は大人よりも薄いため、キッズ脱毛でのトラブルは少なくありません。
医療脱毛では専門の医師が診察して看護師が施術を行うため、トラブルに迅速に対処でき、トラブル予防のためのセルフケアも指導してもらえるメリットがあります。
お子様にとっても保護者にとっても、万が一の対処を医師に相談しやすい環境の方が、不安を軽減し、安心感を持って施術を受けられるでしょう。
医療脱毛と美容脱毛の違い
医療脱毛と美容脱毛(エステ脱毛)という言葉は聞いたことがあっても、どのように違うのかよくわからないという方は少なくありません。
医療脱毛では医師でないと扱えない機械を使用し、美容脱毛(エステ脱毛)では専門資格がなくても使える機械を使用します。
それぞれ脱毛方法に、どのような違いがあるかを解説します。
医療脱毛はレーザー脱毛が主流である
医療脱毛は医師による医療行為であり、使用する機械は専門資格が必要な医療機器です。
医療脱毛では、レーザー脱毛と呼ばれる機械を使用して、毛根をレーザーの熱で破壊していきます。
このレーザーは毛の黒い色素にのみ反応するため、肌を焼いてしまうことはありません。
強い出力のレーザーを使用するため、専門資格を持った医師のみが使用でき、患者さんに合わせた出力の調整が重要になります。
メディカルエピレーションクリニックのキッズ脱毛では、日本小児外科学会 小児外科専門医と日本皮膚科学会 皮膚科専門医が連携して安全性の高い施術を心がけています。
美容脱毛は光脱毛が主流である
一般的な美容エステサロンで行われる美容脱毛(エステ脱毛)は、光脱毛という機械を使用します。
光脱毛も熱で毛根にダメージを与える点は同じですが、レーザー脱毛よりも出力が弱いため、脱毛効果は低くなります。
出力が弱い分、皮膚へのダメージも少なく、専門資格も必要ありません。
しかし、弱い出力で脱毛効果を得るためには繰り返し照射が必要であり、ダメージが蓄積して皮膚トラブルになることもあります。
医療脱毛の方が高い効果が期待できる
医療脱毛はレーザー脱毛を使用するのに対し、美容脱毛(エステ脱毛)は光脱毛を使用するのが主な違いです。
レーザー脱毛は光脱毛よりも高い脱毛効果を期待でき、体毛の自己処理頻度を大幅に減らせるでしょう。
一方、光脱毛は安価で手軽に受けられるのが特徴ですが、完全に毛が生えてこなくなるのではありません。
体毛が薄くなったり、生えるペースが遅くなったりすれば十分という場合には、光脱毛を選択される方もいます。
少ない施術回数でより高い脱毛効果を得られ、医師に相談できる安心感を重視される方には、医療脱毛が適しているでしょう。
お子様の医療脱毛を検討している方は、一度メディカルエピレーションクリニックの無料カウンセリングでご相談ください。
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キッズ脱毛のメリット
キッズ脱毛は、中学3年生までの小児を対象にした脱毛施術です。
思春期に差し掛かる多感な時期には、体毛の悩みを抱える子どもが少なくありません。
かつては医療脱毛のハードルが高く、子どもは受けられなかったものの、近年では医療機関でのキッズ脱毛が可能になっています。
子どものうちから脱毛をすることに抵抗を感じる保護者も少なくありませんが、医療脱毛には大きなメリットもあります。
子どもが医療脱毛を受けるメリットは、主に以下の3つです。
- 子どもの外見からくるコンプレックスを解消できる
- ニキビ・毛嚢炎対策になる
- 感染症など自己処理起因トラブルを防げる
それぞれの内容を解説します。
子どもの外見からくるコンプレックスを解消できる
大人にとっては大したことでないと思っても、子どもにとっては大きな悩みとなっていることは少なくありません。
体毛もそのうちの1つで、体毛が濃い子どもは周囲からからかわれて、対人関係に支障をきたすこともあります。
体毛が嫌で薄着になるのを嫌がったり、プールや海に行くことを嫌がるようになったりと、行動の幅が狭まってしいます。
このようなコンプレックスが原因で内向的になる場合もあり、脱毛によって自信を取り戻せるのなら、家族にとっても大きなメリットになるでしょう。
ニキビ・毛嚢炎対策になる
10~13歳頃の第二次性徴期には、ホルモンバランスが不安定になり、皮脂の分泌が増加します。
このためニキビなどの肌トラブルが起こりやすく、体毛が濃いと汚れがたまりやすくなり、重度のニキビから毛嚢炎に進行する場合もあります。
毛嚢炎は毛穴が赤く腫れたり、痛みやかゆみを伴ったりする感染症で、治癒後にも跡が残るケースが少なくありません。
見た目のコンプレックスにもなりやすいため、体毛が濃くニキビができやすいタイプの場合は、皮膚トラブル予防としても脱毛が有効です。
感染症など自己処理起因トラブルを防げる
体毛の濃さで悩んでいる子どもは、カミソリや毛抜きで自己処理してしまう場合があります。
カミソリで剃ったりピンセットで抜いたりする自己処理を繰り返すと、肌にダメージが蓄積し、肌トラブルを引き起こすことがあります。
カミソリで肌を傷つけてしまう場合や、毛抜き後の毛穴に感染を生じて皮膚炎となるケースは少なくありません。
特に毛抜きによる自己処理は危険で、開いた毛穴から細菌が侵入しやすくなります。
注意しても子どもが自己処理してしまうようなら、キッズ脱毛で悩みを解消してあげた方がよいでしょう。
キッズ脱毛をご検討している方は、メディカルエピレーションクリニックの無料カウンセリングでご相談ください。
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キッズ脱毛のデメリット
キッズ脱毛を検討する際には、メリットだけでなくデメリットもしっかり認識しておきましょう。
脱毛は医療行為であるため、費用面だけでなく安全管理も重要です。
キッズ脱毛で特に注意したいリスクには、主に以下の3点があります。
- 肌がデリケートなためトラブルが起きやすい
- 大人より治療期間が長くなる場合がる
- 日焼けなどで施術できないケースがある
それぞれの内容を解説します。
肌がデリケートなのでトラブルが起きやすい
一般的に子どもの肌は大人よりも薄く、脱毛による皮膚トラブルも起きやすくなります。
レーザー脱毛や光脱毛を施術した直後の肌は極めて敏感になるため、刺激を避けるためのケアが特に重要です。
そのため、炎症を抑える薬を処方してもらえるうえに、医師が常駐することで診察も受けられることから医療機関がおすすめです。
日焼けなどで施術できないケースがある
レーザー脱毛や光脱毛は、黒い色素にのみ反応する光の熱で毛根にダメージを与えます。
そのため、日焼けで黒くなった肌にも反応してしまうことがあり、脱毛治療中は徹底した日焼け対策が必要です。
スポーツや外遊びが好きなお子様の場合、日焼けしてしまうと脱毛治療が受けられなくなることもあります。
メディカルエピレーションクリニックでは、お子様の健康を優先し、日焼け対策についても丁寧な指導を行っています。
まとめ
医療脱毛と美容脱毛(エステ脱毛)の違いや、キッズ脱毛には医療脱毛がおすすめな理由を解説してきました。
かつてはハードルの高かった医療脱毛ですが、近年では機械の発達によって身近になってきています。
その一方、知識や管理が不十分な美容エステサロンでも脱毛ができるようになり、トラブルになることも少なくありません。
子どもの肌はデリケートで個人差が大きいため、脱毛の際には十分な経験と専門知識を持った医師が診察を行う医療脱毛がおすすめです。
私たちのクリニックでは、日本小児外科学会 小児外科専門医と日本皮膚科学会 皮膚科専門医が在籍し、より不安の少ない医療脱毛を提供しています。
キッズ脱毛を検討している方は、ぜひ一度無料カウンセリングでご相談ください。
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1975年金沢大学医学部卒業後、放射線科、外科、小児外科を経て、1989年に小児外科医長。2000年主任部長就任後、米国留学や大学教授など歴任。2021年にクリニック開業。