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ワキガは汗の分泌量が通常より多い多汗症などが原因となって起こる症状です。
体臭の度合いおよびその感じ方には個人差があるので、ワキガは自覚しにくい症状だともいえるでしょう。しかし悩みの原因となりやすい症状でもあります。
ワキガのもう一つの原因としては脇毛の多さも挙げられます。
脇毛に雑菌が繁殖することによってにおいの原因となるのです。
この記事ではワキガ対策としての医療脱毛の効果やその注意点について解説します。医療脱毛を考えるうえで参考にできる記事となっています。
医療脱毛はワキガに効果的な理由
ワキガの主な原因は多汗症です。しかし医療脱毛がなぜワキガに効果があるのか、不明な点があるかもしれません。医療脱毛がなぜワキガに対してよい対策となるのか解説します。
脇のにおいが軽減できる
ワキガの直接の原因は汗です。脇毛を処理していない場合、脇汗が脇毛に付着します。
脇毛に付着した脇汗が蒸れることにより、脇毛の表面や脇の皮膚にバクテリアが繁殖しやすくなります。このバクテリアも脇のにおいの原因となるのです。
脇毛の医療脱毛は、ワキガの原因の一つとなる脇毛の除去を行います。脇毛がなくなることによりバクテリアの繁殖を防ぐことができるので、ワキガの症状の改善が期待できます。
ムダ毛がなくなり衛生的
医療脱毛は、毛穴が体毛を再生する能力を失わせる処置となります。
したがって処置を行った毛穴から体毛が生えてくることは通常ありません。今まで脇毛の状態に悩んでいた方もその悩みから解放されます。
脇のムダ毛がなくなることで脇の衛生面も改善されることでしょう。
ただし医療脱毛において、毛穴の活動休止時期と処置のタイミングが偶然重なることがあります。この場合、体毛の再生能力の除去を行うことができずに体毛が再生するケースもありえます。
また産毛はメラニン色素が少ないため、レーザーによる医療脱毛では通常の毛穴よりも多くの照射回数が必要です。
メディカルエピレーションクリニックでは、新しい医療機器を使用し、効果的かつ安全性の高い脇脱毛を提供しています。医師や看護師が常駐しているため、肌トラブルやワキガに関する不安にも丁寧に対応いたします。
肌質や毛質の状態に合わせた適切な施術プランをご提案しますので、安心感を持って施術を受けていただけます。脇脱毛やワキガケアに興味がある方は、ぜひ当院の無料カウンセリングをご利用ください。
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自己処理によるダメージがなくなる
脱毛処理は市販の商品を用いることによりご自身で行うことも可能です。毛抜き・カミソリ・脱毛シートなどは医療品店で購入できる代表的な商品といえるでしょう。
しかし脇はデリケートな部分なので自己処理によって傷つけてしまうことも少なくありません。
毛抜きでの処理では肌をつまんでしまうことにより炎症が起こりえます。カミソリによる処置では切り傷やカミソリ負けなどの症状が発生します。脱毛シートは肌の痛みや負担となりえるでしょう。
医療脱毛では、脇毛の自己処理によって起こるダメージをなくしたり軽減したりすることができます。
ワキガが生じる原因
ワキガの原因は汗ですが、一方で発汗がすべてワキガの原因につながるわけではありません。さまざまの条件の相互作用によってワキガは発症します。ワキガを発症する原因について解説します。
アポクリン腺からの汗
人間の身体にある汗腺は、エクリン腺とアポクリン腺の2タイプに分類できます。
エクリン腺は身体の広い範囲に分布する汗腺で、水分が多い汗を分泌します。エクリン腺から分泌される汗はにおいの原因にはなりにくい汗です。
アポクリン腺は脇・陰部・耳の穴など、身体のなかでも特定の発毛部に多く見られる汗腺です。アポクリン線から分泌される汗は脂肪酸などを含んでおり、ベットリとした不快感を伴うことも少なくありません。
アポクリン腺から分泌される汗がワキガの原因となります。高温時・運動中・入浴していない状態などでにおいが顕著になることがあります。
汗が服についている雑菌に触れた
脇の医療脱毛をすることによって、ワキガのにおいを抑える効果が期待できます。
しかし、医療脱毛でワキガのにおいを抑えきれない場合があることに留意しなければなりません。場合によっては医療脱毛によってワキガのにおいがより強くなったと感じるケースもあります。
脇汗が直接衣服に付着することにより、衣服の雑菌と反応するためです。
これにより、衣服のにおいを強く感じたり衣服のダメージが進んだりすることも考えられます。衣服のにおいやダメージは、こまめに着替えて洗濯することによって解消できる場合もあります。
毛穴の老廃物が酸化した
アポクリン腺から分泌された汗を菌が代謝したり、毛穴の老廃物が酸化したりすることによってにおいが発生します。このときに発生するにおいは個人によってさまざまです。
ミルクのようなにおい・酸っぱいにおい・カレースパイスのようなにおいなどと形容されるにおいがあります。
これらのにおいを発する症状がワキガです。アポクリン腺は第二次性徴の時期に活発化する汗腺です。そのため、思春期の頃からワキガの症状が気になり始めるというケースが少なくありません。
脇毛の医療脱毛により老廃物の蓄積を抑え、ワキガの症状の軽減が期待できます。
ストレスや食生活の変化
ワキガを引き起こす要因としては多汗症も挙げられます。多量の発汗は、体質以外にも緊張やストレスによって起こりえる症状です。
したがって緊張やストレスにさらされる環境が続くとワキガの原因となる場合があります。
また、生活習慣がワキガの原因となることがあるかもしれません。飲酒や喫煙は生活習慣の乱れを引き起こし、肌荒れや汗腺炎などワキガのきっかけを作ってしまうことがあります。
さらに、喫煙や飲酒は発汗の原因ともなりえますので、この点でもワキガを誘発する場合があります。
アポクリン腺はたんぱく質・脂質・コレステロールの代謝を行っている汗腺です。また辛いスパイス類は発汗作用を促進します。
これらを含む食品を制限することによっても、ワキガに対してよい効果が期待できるでしょう。
医療脱毛に加えてできるワキガの対処法
自分のにおいを自覚したり周りの目が気になったりすると、自分がワキガではないかと不安になってしまうことがあるでしょう。
ワキガ対策としては、自分で生活に取り入れられるものも複数あります。まずはこれらの対策を試してみるとよいかもしれません。
食生活の見直し
食生活を見直すことでワキガのにおいを軽減できるといわれています。
例えば、タンパク質・脂質・コレステロール由来の食品を減らすことが有効です。辛いスパイス類も摂取を制限できるとよいでしょう。
ワキガを発症する原因としては、ほかに飲酒や喫煙もあります。これらの生活習慣を節制したりやめたりすることによってワキガの症状を軽減できる場合があります。
脇をきれいに洗浄する
ワキガの症状を軽減するためには、入浴時に脇を入念に洗浄するとよいでしょう。原因となるアポクリン腺からの汗と雑菌を取り除くことはワキガの重要な対策です。薬用せっけんを使用するとよいかもしれません。
入浴後の拭き取りを怠ってしまうと、症状を悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。
しかし脇を念入りに洗いすぎてしまうことによって症状を悪化させてしまうこともありえます。肌を傷つけてしまうことや、うるおいを除去してしまうことが原因です。
デオドラントや汗取りパッドを使う
デオドラントや汗取りパッドは汗を抑える効果があるので有効です。医療脱毛後にこれらを使用するとよりよい効果が期待できます。アルコールのしみ込んだ綿で拭くのもよいでしょう。
ただし注意点もあります。汗取りパッドの長時間の使用は脇の蒸れを引き起こし逆効果になりえるかもしれません。こまめに取り換えることが清潔感を保つための秘訣です。
デオドラントは細菌が繁殖している状態で使用すると症状の悪化を引き起こすことがあります。入浴後すぐの使用がよいでしょう。アルコールが肌に合わない場合は使用を中止してください。
衣類をこまめに取り換える
ワキガのにおいを抑えるために、衣類には気を配りましょう。まずはこまめに着替えて洗濯することが重要です。素材としては、麻や綿など通気性がよい素材を選ぶと効果的です。
梅雨の時期などは、衣類の生乾きに気を付けることも忘れてはなりません。
衣類の生乾きは細菌の繁殖を助長するだけでなく、においの不快さを強調してしまいます。衣類にこびりついた汗のにおいや生乾きのにおいによって、ワキガと勘違いしてしまうケースもあるでしょう。
ワキガは医療脱毛で保険適用される?
医療脱毛は保険適用外となるケースが多いです。医療保険は病気の治療に不可欠だと判断される場合に適用されることになっています。
ワキガのための医療脱毛を受けようと思う際には、施術内容や料金についてクリニック側とカウンセリングを行ったうえで納得する必要があります。
メディカルエピレーションクリニックでは、初回無料カウンセリングを実施しており、施術の流れや料金について詳しくご説明します。
また、ワキガの悩みを軽減するための医療脱毛の効果やリスクについても、専門の医師が丁寧にお答えいたします。
また、新しい医療機器「ジェントルマックスプロプラス」「ジェントルレーズプロ」を使用し、痛みを抑えつつ高い効果を提供しています。
さらに、専門の医師や看護師が常駐しているため、肌トラブルに関する相談やアフターケアも安心してお任せいただけます。ぜひ一度無料カウンセリングにお申し込みください。
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医療脱毛でワキガを解消するために
医療脱毛でワキガを解消するために、まずはご自身に合ったクリニックを選択することが必要です。
ご自身の症状に合った治療・適切な設備・納得がいく価格などを考慮したうえでクリニックを選択するとよいでしょう。
効果的な医療脱毛機器を選ぶ
メディカルエピレーションクリニックでは、医療脱毛用に「ジェントルマックスプラス」と「ジェントルレーズプロ」の2機種を使用しています。これらは出力の大きさと肌へのダメージの少なさをテーマに設計されている機種です。
これにより痛みに配慮した医療脱毛を行うことができます。
痛みの感じ方には個人差があるでしょう。これらの機器では施術前に-26度のガスを吹きかけることができるので痛みを軽減できます。痛みや赤みが気になる方のためには、赤み用の塗り薬や麻酔クリームを準備しています。
またこれらの機器により、1回の来院につき1~2時間以内の医療脱毛が可能です。通院回数や照射時間の削減によってストレスの少ない通院が可能となります。
医師と相談して施術を決める
医療脱毛でワキガ改善を目指す際には、医師との相談を通じて施術内容を決めることが重要です。患者一人ひとりの症状や体質に応じたカスタマイズされた施術プランを立てることで、効果的な治療が期待できます。
カウンセリングでは、ワキガの程度や肌の状態、過去の処置歴などを詳しく確認し、適切な脱毛機器や出力を選択します。
また、施術後のトラブルに備えたケア体制も確認できるため、不安を解消しながら安心感を持って施術を受けられます。
施術後の経過観察を怠らない
医療脱毛を受けた後は、施術後の経過観察が重要です。赤みや痛みなどの症状が現れる場合がありますが、通常は数日で治まります。
もし4日以上続く場合や強い痛みがある場合は、すぐにクリニックへ相談してください。
また、施術後の肌は敏感になっているため、清潔を保ち紫外線や過度な刺激を避けることが大切です。適切な保湿ケアを行うことで、肌の状態を整え、施術効果を引き出すことができます。
まとめ
医療脱毛がワキガ対策にどのように効果的なのか、その理由やメカニズムを詳しく解説しました。
医療脱毛は、ワキガの原因の一つである脇毛を除去することで雑菌の繁殖を抑え、においの軽減に効果を発揮します。また、自己処理による肌へのダメージを軽減し、衛生的な状態を保つことが可能です。
メディカルエピレーションクリニックでは、新しい医療機器「ジェントルマックスプロプラス」「ジェントルレーズプロ」を使用し、効果的かつ安全性の高い施術を提供しています。
さらに、医師や看護師が常駐しており、カウンセリングから施術後のアフターケアまでしっかりとサポートいたします。
医療脱毛は、症状によって施術内容が異なる場合があるため、念入りなカウンセリングを実施した上で、適切な施術や通院回数を決定します。
ワキガ対策や脇脱毛についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ当院の無料カウンセリングをご利用ください。
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1975年金沢大学医学部卒業後、放射線科、外科、小児外科を経て、1989年に小児外科医長。2000年主任部長就任後、米国留学や大学教授など歴任。2021年にクリニック開業。