目次
ヒゲや脚などの脱毛をお考えの男性にとってご心配な点のひとつが施術時の痛みではないでしょうか。
実際、メンズ脱毛に伴う痛みにはどのようなものがあるのでしょう。そして痛くない施術をするクリニックはあるのでしょうか。
メンズ脱毛の痛みに関する疑問にお答えするとともに、痛みが出やすい部位や脱毛時の痛みを抑える方法を解説します。
痛くないメンズ脱毛のクリニックはある?
メンズ脱毛は痛いというイメージをお持ちの方も少なくないようです。
しかし各クリニックではそれぞれにメンズ脱毛の痛みに対する対策を行い、患者さんの負担を軽減する努力をしています。
そのため、現在ではメンズ脱毛でほとんど痛みを感じない方も少なくないといわれています。
以下でどのような対策がされているかを紹介します。
施術時に麻酔を使用しているクリニック
医療機関で行われる医療脱毛では施術に際し麻酔クリームの塗布が可能です。
VIO脱毛やひげ脱毛など特に毛量が多い部分で多く使用されています。
麻酔クリームは、塗布した部分の肌の感覚を鈍らせて痛みを感じにくくさせるものです。
クリームのほかに使用されるのが笑気麻酔で、これは患者さんが笑気ガスを吸引しふわふわとリラックスした状態で施術を行うものです。
どちらの麻酔でも痛みや不安が緩和されるため、患者さんの身体的・精神的負担が軽減されます。
施術時に冷却を行っているクリニック
クリニックがジェントルマックスプロプラスやジェントルレーズプロなどの医療レーザー機器を使用している場合には、機器独自の皮膚冷却機能で施術時の痛みの軽減が可能です。
この機能はレーザー照射の直前に-26度の冷却ガスを噴射し表皮を冷却して痛みを軽減するもので、施術時の感覚は痛みより冷たさやくすぐったさを感じます。
これらのレーザー機器では必要がありませんが、使用機器によってはレーザー照射前に冷却ジェルを塗布する場合もあります。
痛みが少ない脱毛方法を行っているクリニック
従来の脱毛は毛根にダメージを与えるためにかなりの高温で施術を行っていました。そのため肌への負担が大きく、痛みを伴うことが多いものでした。
しかし近年の高性能な医療レーザー機器を使用するクリニックでは、患者さんの感じる痛みが大きく軽減されています。
例えばメディカルエピレーションクリニックでも使用しているジェントルレーズプロはアレキサンドライトレーザーの採用によりメラニンへの反応に優れ太い毛や硬い毛にも強い脱毛効果を発揮、施術時間の短縮と肌へかかる負担の軽減を可能にしました。
また、医療レーザーによる脱毛ではレーザーはメラニン色素に反応するため、毛根や毛包だけを破壊して肌を痛める可能性がより小さくなります。
照射パワーも調整できるので不必要なダメージも回避可能です。
ジェントルレーズプロのバージョンアップ機であるジェントルマックスプロプラスの使用でも効果は同様です。
さらに、ジェントルレーズプロやジェントルマックスプロプラスは独自の皮膚冷却機能を備えており、レーザー照射前に皮膚を保護する冷却ガスを噴射して痛みを感じにくくします。
これらの機能により部位や個人により差はありますが、施術時の痛みをほとんど感じない患者さんが少なくありません。
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メンズ脱毛の種類
メンズ脱毛の方法にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴を持っています。
以下でそれらの特徴を解説します。
医療レーザー脱毛(熱破壊式)
レーザー脱毛は厚生労働省から医療行為であるとされているため、医療機関でなければ施術できません。
そのレーザー脱毛にも2種類あり、熱破壊式はその1つです。
熱破壊式レーザー脱毛では高出力のレーザーを毛に照射し、毛乳頭や毛母細胞などの発毛組織を破壊して脱毛効果を得ます。
熱破壊式レーザーは毛のメラニン色素に強く反応するため、色素の強い、濃く太い毛や剛毛に特に高い効果をみせます。
ただし、出力効果が高いので痛みを感じやすいです。
また熱破壊式ではほかの方法にくらべ脱毛完了までの期間が短く、一方で減毛・脱毛効果は長期的です。
ジェントルレーズプロ・ジェントルマックスプロプラスなどの医療レーザー機器は熱破壊式にあたります。
医療レーザー脱毛(蓄熱式)
蓄熱式医療レーザー脱毛は2000年以降に登場した新しい方式で、熱破壊式と同じく医療機関でのみ使用可能な方法です。
蓄熱式では熱破壊式よりは低出力のレーザーを複数回毛に照射し、じわじわと熱を加えて毛根にあるバルジ領域のみを破壊します。バルジ領域とは毛根にあって毛の生成を促す箇所です。
蓄熱式レーザー脱毛では効果が現れるまでに時間を要し、新しい方式であるため永久脱毛ができるかどうかも不明なところがデメリットです。
しかし、ゆっくりと熱を与えるため肌へのダメージは少ないとされています。
針脱毛(ニードル脱毛)
毛穴に絶縁針を差し込み、高周波を流して毛根を焼却し脱毛する方法で、レーザー脱毛が主流になる前は主に行われていた施術法です。
レーザー脱毛はメラニン色素に反応するため日焼けした肌や色素沈着がある部分には使用できませんが、針脱毛はそのような部位への施術も可能です。
またレーザー脱毛では対応しづらい、白い毛・シミやホクロに生えている毛・産毛にも効果を発揮します。
眉毛などの施術にも対応し、細かいデザインを施すこともできます。
ただし毛の一本一本に針をさして施術するため、脱毛完了までに時間がかかりがちです。
絶縁針脱毛も医療機関でのみ可能な施術方法です。
エステサロンの光脱毛
エステサロンで行われる光脱毛は医療レーザーより照射パワーが弱いレーザーを使用するため毛根まで届かず、毛組織の破壊はできません。
そのため脱毛が終了するまでの施術回数が医療脱毛より増え、通院回数や通院期間が長くなるため患者さんにとってはコスト増の心配があります。
さらに医療脱毛のように永久脱毛はめざせません。
エステサロンの施術は資格が不要なので誰でも施術ができ、専門性や安全性は医療脱毛より低いものです。
また、万一のトラブルの際には医療機関のような即時の対応ができないため、処置が遅れ痕が残る心配もあります。
メンズ脱毛で痛みが出やすい部位は?
メンズ脱毛で痛みが出やすい部位はヒゲとVIOだといわれています。それぞれを詳しくみてみましょう。
ヒゲ
目や口など皮膚が薄く骨に近い箇所は脱毛施術の際に痛みを感じやすい部位です。
そのため口の周りにあるヒゲの脱毛の際には痛みが出やすくなります。
また男性のヒゲは濃く太く根深いうえに毛の生えている角度も大きいため高いパワーのレーザー照射が必要とされ、皮膚への刺激が強く、痛みを感じやすいです。
ヒゲの脱毛の際には高出力で痛みの少ない機器の使用により、施術時の痛みの軽減が可能です。
VIO
VIOはデリケートで皮膚も薄いため痛みを感じやすい部位です。
またVラインやIラインなどは太い毛が密集しており、黒ずみも濃くなりやすいため、施術の際の痛みも強くなる傾向にあります。
そのためVIOの施術の際は、痛みに配慮した機器を使うような対策が大切です。
脱毛施術時の痛みに不安がある場合は施術前にカウンセリングを受け、施術内容の確認や麻酔の使用を尋ねておくのがよいでしょう。
メディカルエピレーションクリニックでは無料のカウンセリングを用意しております。脱毛に関して、どのような不安や疑問でもぜひご相談ください。
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メンズ脱毛の痛みを抑える方法は?
メンズ脱毛の痛みを抑えるために患者さん自身でもできる対策があります。
以下のような点に注意すれば脱毛時の痛みを軽減できるので、要点を抑えておきましょう。
施術前の日焼けに注意する
日焼けした肌にはレーザー照射ができません。
施術前には日焼けを避けるようにしましょう。
また黒くなっていなくても日焼けをしている肌は大変デリケートな状態なので、照射後に赤みや痛みが強く出ることがあります。
脱毛後であっても日焼けをすれば色素沈着の恐れがあります。脱毛の前後には日焼け対策や紫外線対策を万全にしてください。
保湿をしっかり行う
乾燥がひどい・ニキビの炎症がひどいなどの場合にはその部位にレーザー照射ができません。
乾燥した敏感な肌は痛みを感じやすいため、ヒゲ脱毛の前には肌に十分な保湿を行い肌荒れを防いでください。
レーザー照射後の肌もデリケートな状態ですので乾燥しないように保湿を心がけましょう。
施術当日は赤みが出る場合があるため、メディカルエピレーションクリニックでは赤みを抑える塗り薬を処方します。
赤みは2〜3日以内に治まりますがそれ以上続く場合はご相談ください。
自己処理で肌を傷つけないように注意する
施術前の剃毛では電気シェーバーを使用し、肌を傷つけないようにしてください。
傷ついた肌には照射ができなくなります。毛抜きの使用は避けましょう。
カミソリでの剃毛も肌への負担が大きいです。またカミソリでは手の届きにくい箇所などに切り傷を作りがちです。
メディカルエピレーションクリニックでは可能な範囲での事前の自己処理をお願いしていますが、どうしても難しい部分は施術前にスタッフが剃毛いたします。
クリニックで事前に相談して対応してもらう
脱毛時の痛みに不安がある場合は事前にクリニックに相談してください。
あらかじめ詳細な説明を受け、不安や悩みを解消してから施術に臨みましょう。
また、痛みに敏感な方や不安の強い方には医療機関では麻酔クリームや笑気麻酔・冷却処置などの対策を施します。
メディカルエピレーションクリニックでは無料のカウンセリングを受け付けております。不明点や疑問点をお持ちの方はぜひカウンセリングを利用してください。
痛くないメンズ脱毛クリニック
メンズ脱毛にあたってはやはり痛みの心配をお持ちの方が少なくないでしょう。特にヒゲやVIOでは痛みが出やすいといわれています。
しかし現在一部の医療機関で使用されている新型の医療レーザー機器では、強いパワーのレーザー照射で施術時間も短縮され、さらに表皮冷却システムの採用により痛みを感じにくくなり患者さんの負担が大きく軽減されています。
また医療機関では麻酔クリームや笑気麻酔の使用が可能なので、痛みに敏感な方は事前のカウンセリングで麻酔の使用を依頼しておくとよいでしょう。
メディカルエピレーションクリニックではジェントルマックスプロプラスやジェントルレーズプロというレーザー機器を使用し、痛みの少ない施術を提供しています。
脱毛に関してお悩みや疑問をお持ちの方は、ぜひ無料のカウンセリングをご利用ください。
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1975年金沢大学医学部卒業後、放射線科、外科、小児外科を経て、1989年に小児外科医長。2000年主任部長就任後、米国留学や大学教授など歴任。2021年にクリニック開業。